だいさくの日記 Daisaku's diary

音楽とか、メシとか、モノとか、本とか、映画とか

推測などが「当たってる?」と確かめるときは 英語で"Am I getting (   )?"

だいさくです。

海外ドラマを観ていて気になった表現があるので調べてみました。

もくじ


問題

背景

あなたは探偵です。

f:id:daisakux:20180529233306j:plain:w200

たまたま遭遇した殺人事件に関しての推理を関係者の前で述べています。

「犯人はBob、あなただ。あなたは自分が焼いたトーストを被害者に勝手に食べられて怒り、彼を殺したんだ。」

f:id:daisakux:20180529233413j:plain

そしてあなたは言う。

「違いますか?(当たっていますか?)」と

テスト問題

上記の「違いますか?(当たっていますか?)」の意味になるように次の( )内に入る単語を選べ。

Am I getting ( )?
(a) warm
(b) hot
(c) cool
(d) cold

該当シーン

この表現が出てきたのは「Designated Survivor」シーズン1の第9話。

ストーリー

NSAの20年間システムアナリストをやっていたトンプソンがNSAから大量の機密情報のデータを盗んで逃亡した。

トンプソンは政府関係者の機密情報をWikiリークスに投稿したりして、政治家の秘密を暴露していく。
しかし、トンプソンはなぜか大統領のカークマンの機密情報はまったく漏らさない。

トンプソンはベネゼエラ大使館に亡命したため、アメリカ国内にいながらアメリカ政府はトンプソンを逮捕することができない。

大統領補佐官のショアは、トンプソンの本当の狙いを解明し、トンプソンと話をするためにベネズエラ大使館を訪れた。
NSA(National Security Agency, 国家安全保障局)

実際のセリフ

ショアは自分の推理をトンプソンに話します。

Tompson: “What makes you so sure ( ネタバレ自粛 )?”
     「どうして私がxxxと思んです?」

Shore: You’ve been very specific with what you’ve posted on the internet.
   「あなたは初めからはっきりしてた」

First, you attacked the members of Richmond cabinet, every one of them, except Kirkman.
「あなたは最初にリッチモンド政権の時の閣僚を攻撃した。カークマン以外全員。」

Then you went after his most trusted adviser.
「そして、次に彼の最も信頼するアドバイザーを攻撃した。」

You made sure he’d notice.
「大統領が確実にきづくように。」


そして、トンプソンに確かめるようにショアは言います。

Shore: Am I getting warm?
    「違いますか?」


最初聞いたときは意味がよくわかりませんでした。

「え、なんでいきなり自分の体温の話をしだしたの?」と。

この表現、調べてみるとクイズなどで正解の時に使う慣用表現とのこと。

warmという単語を英英辞典で調べてみると、後ろの方に以下のような説明が載っていました。

[not before noun] used especially in games to say that someone is near to guessing the correct answer or finding a hidden object


“correct(正解、正しい)”とほぼ同じ意味とのみたいです。

答え

ということで、正解は”(a) warm“でした。

Am I getting (   )?
(a) warm
(b) hot
(c) cool
(d) cold

正解に近づいているときは”getting warmer”と言い、逆に正解から遠ざかっているときは”getting colder”と言うみたいです。

ちなみに、調べていたらwarmの類義語でtoastyという単語も見つけました。

最初の推理でトーストが出ているのはこのtoastyという単語を連想させようとしています。(伏線)


終わりに

今回は”warm”のあまり知られていない(たぶん日本では)使い方を紹介しました。
役に立ったら嬉しいです。