だいさくの日記 Daisaku's diary

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簡単だけど効果は絶大。英語での説明力アップ方法

だいさくです。

先日友人の海外のお土産話を聞いていたのですが、「旅行先でトラブルに巻き込まれ、現地の警察に英語で事件の詳細を説明しなければならなかった」という話をしていた。

彼女も英語を話すことができますが、英語が得意という訳ではなかったので警察への説明は苦労したらしい。

このように英語で何かを説明する時に、簡単に相手へ伝わりやすくなる方法があるので彼女に伝えたところ「なるほど、今度やってみる」と言ってらうことができた。

今回は盲点だけど、簡単に英語でわかりやすく説明できる方法を紹介します。

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もくじ

友人が巻き込まれた海外でのトラブル概要

トラブルの概要はこんな感じ。

・海外旅行先で友人が街を歩いていた
・外人の男が友人に近づいてきて、いきなりバッグに液体をかけられた
・男は謝りながら友人に近づき、汚れを拭き取るため友人からバッグを受け取った
・バッグを受け取った男は、そのままバッグを持って逃げてしまった

友人はバッグをスられてしまった。彼女は被害届を出すために現地の警察に言ったが、英語で説明をしなければならず上手く伝えることができず苦労したとのこと。

これからも海外旅行は行きたいので、何か合ったときに最低限伝えることができる英語力が欲しいと言っていた。

友人へのアドバイス(英語で説明をする時は「〜〜〜〜」すべし)

その話を聞いて、友人にはすぐにできる英語での説明力アップの方法を伝授。

その方法とは、

「説明する時に一緒に図を描く」

ということ。

これだけで英語で話す時に相手の理解度が数倍上がります。

簡単なことですが、友人に教えたところ「それは思いつかなかった」と言われました。

色々な情報を言葉だけで伝えることは日本語でも難しい。それを英語でやるとなればほぼ不可能に近い。

図解は英語で説明する時に非常に役に立ちます。

友人が巻き込まれたトラブルを図解するとしたら、例えばこんな絵を描いて警察に説明すると良いだろう。(絵のクオリティは気にせず)

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図解メリットは以下。
・登場人物などの話の全体像を見える化することができる
・図を元に説明、質疑応答ができる

こうすると、相手の理解度は飛躍的に上がるはずだ。

海外ビジネスでも役に立つ

前職が化学素材メーカーの海外営業だったので、お客さんとのミーティングで毎回図を描いていた。

営業の重要な仕事の一つは、顧客から情報を引き出すこと。

顧客製品の構造や製造プロセスの情報を入手することで、適した製品を提供・開発することができる。

その際、複雑な製品構造や製造プロセスを言葉だけで説明・確認することは不可能。しかも顧客は外国人。説明は全て英語だった。

なので顧客から情報を聞き出した時は「それってこういうこと?」とか「こういう風に理解したけど、この認識は合ってか?」と言いながら、ホワイトボードに下手な図を描いていました。

そうすると顧客も立ち上がり「いやいや、ここの構造はこうなっていてね」とか言いながら勝手にホワイトボードに情報を書き足してくれます。

そうすればこっちのもんで、議論が活発になってきます。

自社のエンジニアが英語をあまり話すことができなくても、図を見ながら片言の英語で技術的な会話を成立させることも可能。

「図を描く」というのはビジネスでも大いに役立った。


「何を伝えたいのか」という目的を考える

英語を話す時、ぼくたち日本人は真面目なので言葉だけで説明しようとしてしまいがちに思える(自分も含め)。

しかし、英語を話す目的は、日本語を正確に英訳することではなくて「相手にこちらの要望通りに動いてもらうこと」「そのために何が必要かの情報を取る」ことだったりするのだと思う。

だから、英語を話す時は「自分は一体何を伝えいのか?」という目的から考えると良いと思う。

日本語を英訳しようとすると「英語でなんていうんだっけ?」とすぐに壁にぶつかってしまうけど、伝えたいメッセージの目的がはっきりしていれば色々な方法を思いつくことができる。

図を描くのもその一つ。

英語を話す時に強力なサポートになるので、英語の説明で苦労した時にぜひ使ってみてほしい。