だいさくです。
最近では仕事で海外のお客さんや同僚とやりとりをする人も多くなっていると思います。
僕も海外のお客さんを持って最初は「ビジネス英語」の本を買って勉強していました。
ああいった参考書に書いてある表現は実際の仕事ではあまり使わず、ほとんど役に立ちませんでした。
むしろ、当時は待っていた海外ドラマのSUITSの方が、自分が英語をする上で何倍も役に立ったと感じています。
海外ドラマSUITS
www.netflix.com
今回はそんな海外ドラマSUITSがなぜ仕事で役に立つかを書いてみたいと思います。
もくじ
SUITS基礎知識
登場人物
ハービー
法律事務所ピアソン・ハードマンの敏腕弁護士。
仕事の進め方はかなり強引で上司のジェシカの指示もよく無視する。
他人への思いやりがないため、昇進を機にジェシカからアソシエイト(部下)を持つように指示されマイクを採用する。
声が超絶に低くかっこいい。
好きなセリフ "I promise to have her back before she turns into a Pontiac.(時代遅れになる前に返すよ)"(テスラのレンタカーを借りる時)
マイク
一度見れば完全に記憶できる超絶な記憶力をもつ青年。
過去にテストのカンニング用の回答を生徒に売ったことがばれ、大学を退学処分になる。
優秀な頭脳を利用して、弁護士志望の学生の代わりに替え玉受験をしたりしている。
友人のトレバーにだまされて麻薬の運び屋をやらされてしまい、取引現場に張り込んでいた刑事に追われる羽目に。
刑事から逃げている途中に、同じホテルでアソシエイトの採用面接を行っていたハービーにかくまってもらい、ハービーに才能を買われてアソシエイトとして採用される(無免許)。
ハービーとのユーモラスな掛け合いが面白い。
好きなセリフ "That's the speech you are gonna give. (それがあなたの話すことだ)"
ルイス
スーパーパワハラ野郎。
部下に超絶厳しく、マイクにもクビにすると脅したり、無茶振りを押し付ける。
ただし、その裏には部下に成長して欲しいという思いがある。
ハービーとは同期でライバル。
ハービーに昇進を越されて嫉妬している。
超絶嫌な奴だが猫好きなどのかわいい一面もあり、こいつが一番好きかもしれない。
好きなセリフ "Let me just get something straight, ok? When I ask you a question, I just expect an answer.(ちょっと黙ってくれる?一つはっきりさせよう。質問した時は答えだけ返せ。)"
ジェシカ
ピアソン・ハードマンの所長。
ハービーを次の事務所の後継者にしようとしている。
レイチェル
事務所のパラリーガル。
有名な弁護士の娘であるが隠しており、自分の力で生きようとしている。
非常に優秀であるが、テストが苦手で弁護士試験に二の足を踏んでいる。
マイクのことを最初はなんとも思っていなかったが、だんだんと関係が深くなっていく。
かわいい。
レイチェル役のメーガン・マークルは、イギリスのヘンリー王子と結婚するため女優業を2017年に引退。
ドナ
ハービーの検事時代からの秘書。
若いマイクやレイチェルの相談に乗るお姉さん的役割やハービーとルイスの潤滑油的な役割をする。
社内情報にも精通しており、ハービーもその助言になんども助けられる。
SUITSがなぜ仕事で使う英語の学習に効果的なのか?
顧客のほとんどはCEOなど企業のエグゼクティブクラス
弁護士とクライアントという関係性の中でやりとりされる英語表現は、実際のビジネスの英会話でも使用可能です。
気づくのは、アメリカだからだと思いますがクライアントとはいえ、ハービーたちは顧客に対しても上司に対しても無駄にヘコヘコしないんですよね。かなりフレンドリー。
でも気遣いをするところはしたりしていてて、そこらへんも勉強になります。
ハービー "Robert Stenslad, I would like you to see your new associate, Mike Ross.(ロバート、新人のマイクを紹介するよ)"
ロバート "We're not paying him what We pay you."(彼に(こんな若造に)君と同じ料金は払わないぞ)
ハービー "Nor should you, but I assure you he's highly effective"(かまわないよ。でも、彼は役に立つ)
SUITSの1シーンです。
クライアントに嫌味を言われてもさらっと受け流し、自分の部下を自信を持って売り込みます。日本だったら謙遜しているところでしょうが、しっかりとアピールすることころにアメリカっぽさを感じます。
裁判シーンがほとんどない
SUITSは法律系のドラマですが裁判シーンはほとんど出てきません。
難解な法律用語は不要なんです。
なぜかというと、ハービーとマイクは裁判になる前に交渉相手と示談を成立させるからです。
ハービーたちは情報集して相手の弱みを握ったり、相手を脅したり、ハッタリをはかましたりします。
そういったSUITSでのやりとりを観ているうちに、ビジネス使う英語を自然と覚えることができます。
その他のオフィス内のあらゆるシーンが網羅されている
顧客とのやりとり以外にも、上司と部下、同僚との会話、給湯室でひそひそ話、などいろんなシーンの会話が盛り込まれています。
それらを丸ごと覚えるだけで、ビジネスでの英会話力は飛躍的に伸びること間違いなし。
立ち振る舞いを学ぶことができる
SUITSを観れば英語の表現だけではなく、声のトーンや表情、話す間やジェスチャー、などトータルな立ち振る舞いを学ぶことができます。
立ち振る舞いは非常に重要で、同じ言葉でも態度によって相手に与える印象は変わってきます。
実際、仕事で英語を使うときはSUITSのキャラクターの態度を自然と思い出していました。
内容が面白く繰り返し観ても飽きない
立ち振る舞いやセリフのかっこよさ、コメディ要素、シリアスな場面、などいろいろなシーンがあり繰り返し観ても飽きません。
繰り返して見れば見るほど自然と記憶にも定着していきます。
個人的にはシーズンは1が一番面白いと思っています。
特に個人的にお気に入りなのはシーズン1の4話です。
オープニングのハービーと大物投資家とのやりとりがかっこよすぎるのでぜひ観て欲しい。
ドラマを使ってどのように英語を学習すれば良いのか?
①まずはSUITSを普通に観る(字幕は日本語でも英語字幕でもOK)
②お気に入りのエピソードやシーンのセリフをシャドーイングします
シャドーイングの記事はこちら>>>「英語スピーキング力アップ法 基礎編:シャドーイングのすすめ」
ポイントは、
・英語字幕をみながらシャドーイングをする。慣れてきたら、字幕を見ないでシャドーイング。
・英語の意味や文章の構造を完全に理解する。わからなければポジ分する。
関連記事>>>「英語を学ぶ上で意識したい最重要ポイント - だいさくの日記 Daisaku's diary」
・ドラマのキャラクターになりきって、声色やトーンなど全て真似するつもりでやる
最後に
海外ドラマSUITSが仕事で使う英語で役立つ理由を解説しました。
・顧客のほとんどはCEOなど企業のエグゼクティブクラス
・裁判シーンがほとんど出てこない
・その他のオフィス内のあらゆるシーンが網羅されている
・立ち振る舞いを学ぶことができる
・内容が面白く繰り返し観ても飽きない
観たことない人はぜひ観てください。
観た事あるという人は上記ポイントに注目してみてください!