だいさくの日記 Daisaku's diary

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恵比寿横丁のおでんや「でんらく」が冷えたからだに染みこんだ

12月末は、イギリス人の友達Joeの誕生日だ。誕生日を祝うため恵比寿横丁に行くことになった。

何故に恵比寿横丁かというとJoeのリクエストがあったから、シンプルに。

彼は何度か恵比寿横丁にはいったことがあり、好きらしい。

"Yokocho. Let's go to Yokocho, Daisaku."としきりに言ってくる。


恵比寿駅に他の友達とも集合して恵比寿横丁へ。
19時くらいに行ったんだけど年末だからだろうか、恵比寿横丁は激混みだった。

横丁内のお店はどの店もほぼ満席。通路は行き場を失った人々でごった返し歩いてもなかなか前に進むことができなかった。
すれ違うのがやたらと男が多いのは、この横丁がナンパスポットだからだ。

「あそこに座っていた女の子がかわいかった」「もう片方はあんまりかわいくなかった」

そんな居場所を失った男たちの会話が周りから聞こえて来た。

周りを見渡すと、たしかに2・3人のきれいな女性達がいろんなお店でご飯やお酒を楽しそうに飲んでいる。

恵比寿横丁は狭いビルの中にあるから、お店も狭い。必然的に隣の席の女性との物理的な距離も近くなる。

「心の距離は物理的な距離に比例する」そんな心理学的な効果もあるのだろう。



そんなことを考えながら横丁を僕たちは歩いた。しかし、僕らは店を見つけることはできなかった。

2018年12月末、東京は連日寒い日が続いていた。この日もやはり寒かった。

僕は思った

「おでんが食べたい」

クソ寒い夜にどうしてもおでんが食べたくなってしまった。

「恵比寿 おでん」で検索し、庶民的なお店が出てきた。でんらく。

マップを見ると恵比寿横丁の近くにあったので、電話してみた。

「はい、でんらくです。」

私「今から5人で席予約できますか」

で「うち予約やってないんだよね〜」

私「すぐ近くなんです。5分で行きます」

で「しょうがないね〜。そしたら席とっとくよ」

僕は急いだ。一刻もこの寒い状況を抜け出して熱々のおでんを食べたいと思った。

マップではでんらくは恵比寿横丁のすぐ近く。僕らはマップを頼りに歩いた。

しかし、でんらくは見つからない。

「この通り沿いにあるはずなんだけどな」

しかし、歩けど歩けどでんらくは見つからない。

結局、恵比寿横丁のビルの周りを一周した。

おかしい。

もう一度スマホで僕はマップを見る。でんらくは恵比寿横丁のお店だった。

「横丁の中かい!」

再び僕はら恵比寿横丁の人混みに紛れて、でんらくに行くために。

人混みをかき分けて行くとカウンターとテーブルのお店が。提灯には「でんらく」と書かれていた。

でんらく@恵比寿横丁
tabelog.com

僕らはビールとおでんの詰め合わせを頼んだ。

腹が減って仕方なかった。

でんらくはほぼ満席で人でごった返していた。一方、カウンターの中には店員さんは2人だけだ。

忙しそうだったが時間もそんなにかからず、酒とおでんを出してくれた。おでんは一から作るわけではないから時間がかからないということに気づいた。

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おでんはどれも激ウマだった。熱々のおでんが冷えたからだに染み込んだ。

「うまい」

それしか考えられなかった。

ここのおでんは、からしだけではなく柚子コショウも一緒に付いてくる。
柚子コショウとおでんが絶品に合う。

この記事を書いている今まさに思い出して腹が減ってきてしまうくらいだ

僕らは一瞬でおでんを平らげ、おかわりを注文。飲み物もオーダーするためメニューを見ると期になるメニューが。

おでんの汁割り(日本酒 または焼酎)

うまそうだったので、日本酒のおでんの汁割りを頼んだ。

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うまかった。とてもうまかった。

おでんの汁の旨味と日本酒が合わさって、極上のスープになっていた。僕は飲むことを止めることができなかった。

焼酎バージョンも飲んでみたが圧倒的に日本酒の方がおすすめ。

おでんは結局ちょこちょこ頼み続けて色々と食べた。

ほとんど美味しかったが、トマトだけはあまり美味しくはなかったので頼まない方が良いだろう。

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見た目は美味しそうなんだけど。もっと煮込んで中まで熱々なやつが食べたかった。


おでんを腹いっぱい食べてお酒も結構飲んだが1人3,000円だった。安い。

恵比寿に行ったらまた行きたい。いく、ぜったい。