だいさくの日記 Daisaku's diary

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symptomの意味とその語源 〜 神父トムのはなし

だいさくです。

中学生か高校生の時に、塾の先生に教えてもらったsymptomという単語の話を今でも覚えているので紹介したいと思います。


もくじ


symptomの意味

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symptomは、「症状」という意味です。
"What Are the 6 Early Flu Symptoms? "(「インフルエンザの6つの初期症状とは?」)
といような感じで使います。

医療系のテストや海外の病院に行った時には漏れなくでてくる単語でしょう。

山の上の教会の神父トム

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昔、山の上に教会があった。
そこには トムという神父が住んでいた。通称、神父トムである。

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神父トムは敬虔なクリスチャンで神への祈りを欠かさなかった。

神父トムは信者からもシスターからもみんなから人気の神父だった。

ある日、病院に電話がかかってきた。
その電話は山の上の教会からで、神父トムが急に倒れたということであった。

電話越しに神父トムは苦しそうな唸り声をあげていた。
「く、くるしい。」

教会はとても高い山の上にあるので、救急車が到着するのにかなりの時間が必要だ。救急車が教会に到着するのを待っていたら最悪の事態を招きかねない。
そのため、一刻も早く処置を施す必要があった。

電話に応対した救急医は山の上の協会から電話をしてきたナースに尋ねた。

「神父トムの症状はどんな様子ですか?」

緊急事態にパニックになったナースは救急医の質問をうまく理解できない。

「えぇ?もう一度もう一度お願いします。」

救急医はナースに向かってもう一度伝える。

「神父トムの症状を教えて下さい。神父トムの症状は?」

これが「symptom」という英単語の語源である。


終わりに

symptomという単語を見るたびに、僕はこの話を思い出します。