サックスを習い始めて4ヶ月ほど経とうとしている。
シンプルに楽しい。
最初は全く吹けなかった。音が出ない、息が続かない、指が動かない、音が合わない。
本屋で買った楽譜の曲を吹いてみて最初の1小節も満足に吹けないことに絶望する。こんなんで演奏なんかできるのかと。
しかし、練習し続けていると次第に音が出るようになり、曲が吹けるになってくるもんで。
楽器なんかほとんどやったことなかった分、やればやるほど上手くなるし、音楽についての知識もついてくる。音楽の楽しさを実感している。
独学では絶対に無理だと思っていたので、サックスを購入した後、速攻でレッスンを申し込み今では月2回行っている。
今では楽譜も読めるようになってきたし、吹ける曲も増えてきた。
レッスンに行って超絶よかったと実感しており、今回はこれまでにサックスのレッスンで習ったことをまとめて羅列したい。
音を出す時のポイント
口
・上の歯をマウスピースに当てて、マウスピースかを上から押さえつける
・口を中心すぼめる
・高音を出す時も口の形は変えない(口を閉じる力を強めがち)
・吹く時に頬を膨らまさない。初めのほうはやりがち
・下唇をつきださない
息
・自分の正面に針の穴があるイメージで、そこに息を飛ばすイメージ
・下に向かって息をしない
・息はお腹でコントロールする
息継ぎ
・口をマウスピースにつけたまま息継ぎをする(口を話さない)
・上唇と横の口を開けて、口で息継ぎをする
上半身
・リラックスして身体の余分な力を抜く
・状態を反らせすぎない
下半身(立って演奏する前提で)
・足は肩幅に開く
・重心は前めで。前にいつでもいける重心。
音程
・「シ」「ド」は低くなりがち。なので喉を上げる。
・「ミ」「レ」は高くなりがち。喉を下げる。
・サックスは構造上、「レ」の音が詰まりやすい。なのでレの時は注意して吹く。
・サックスはアナログな楽器なので運指が合っていても、吹き方で音が変わる。チューナーとにらめっこしなが、一定の音程で吹けるように自分の吹き方を調整する。
タンギング(舌をマウスピースに当てて音を切り替えるテクニック。非常によく使う)
・舌先でマウスピースの先端に触れる
・止めるではなく、「音を切る」というイメージ
・アゴを動かさない。舌だけ動かす。
・スラー(繋げる記号)がついていない時は、全てタンギングをやる
・タンギング中は、息を一定に保つ。ロングトーン中に舌で音を切る
・吹きはじめもタンギングする
初見の曲を吹く時の注意点
1)音符記号を見る
2)拍子を確認(4拍子?3拍子?)
3)1拍目の音を確認
4)指を1拍目の音位置に置く
5)心の中でカウントする(ワン、トゥー、スリー、フォー)
演奏
・聴いている人が一緒に手を叩けるように吹く(テンポを一定に)
・そのためにメトロノームを使う
表現
・出す音を飲む音をはっきりさせる(強弱)
・同じを音を繰り返す時は(ドレミファ、ドレミファ、みたいな)2回目を小さく吹く、という表現もある(こだまのイメージ)
・ただ、小さい音で演奏するのは実はすごく難しい(音がかすれちゃう)
・ブレス(息継ぎのタイミング)も曲の一部
練習
・口で音符を読み上げる時は、正しい音階で読む
・小さい音を出すようになるために
1)ディクレッシェンドでロングトーンして、だんだんと音を小さくする
2)ピアニッシモでロングトーン
レッスンを受けてみて
レッスンを受けるのは上達する時間をお金で買っているようなものだと思っている。
プロのJazzミュージシャンの先生にマンツーマンで教えてもらっているんだけど、独学ではまず気づかないように指摘を毎回してくれる。なので個人練習をする時も効率よく練習することができる。
最近では覚えてきた曲を先生の前で吹いてアドバイスをもらっている。先生が見本で吹いてくれるんだど、プロの演奏を目の前聴けるとことで単純に楽しいし、モチベーションアップにもなる。今後もレッスンには通い続ける予定だ。
最後に現在練習中の好きな曲で今回の記事を閉めたいと思う。
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5拍子という独特のテンポで魅力的な"Take Five"。オリジナルのテンポが176とかで鬼速い。
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"Moanin'"は吹いていて気持ちいい。
「朝」ではなく「うめき」という意味。