だいさくの日記 Daisaku's diary

音楽とか、メシとか、モノとか、本とか、映画とか

たまたまた入った神保町のカレー屋『バンビ』がうまいし、接客が神対応だしでファンになった

何も考えずにフラっと入ったお店のメシがうまかった時は幸せを感じる。

お茶の水とわたし


友人と僕はお茶の水にいた。

目的はカレーそばだった。

昔の職場がお茶の水で、よく行っていた店だったが会社が変わるとお茶の水からは足が遠のいた。

お茶の水は楽器の街でもある。
JR御茶ノ水駅を降りれば道沿いに多くの楽器店が軒を連ねている。

最近ドラムやサックスをはじめたこともあり、楽器店に行くためにわたしは再びお茶の水を訪れるようになっていた。


この日もドラムを始めた友人のドラムスティックを選ぶためにお茶の水を訪れた。
私たちはついでにお昼も食べることにした。


わたしの元々の目的はカレーそばだった。

前の仕事の昼休みによく行った蕎麦屋のカレーそばを食べたかったのだ。

しかし、その店は休みだった。

仕方ないので近くのお店を歩きながら探した。

道を歩いているとシェフの格好をした小さな女の子がお店オンドアの前に寒そうに立っていた。
カレー屋だった。カレーそばを食べるつもりだったのでカレーが食べたかった。わたしたちはその店に入ることにした。

バンビ

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寒かったのだろう。彼女はすぐに店の中に戻っていった。

店に入ると彼女はカウンターでクレヨンで塗り絵をしていた。たのしそうだった。

どうやら店長の娘さんのようだ。お絵描きを楽しんでいる笑顔のかわいい女の子に癒された。

店長の神対応

店に入った瞬間にまずは店長が「いらっしゃいませ~」と満面の笑顔で迎えてくれる。娘さんの笑顔は店長ゆずりなのかもしれない。

店には誰もいなかったので「広いテーブル使ってください」と店長は私たちを案内してくれた。笑顔で。まるで接客することが彼にとって至極の喜びであるように。

カレーのメニューは豊富だった。僕と友人がどれにしようかと迷っていると、カウンターの看板娘が興味深そうに僕らを見る。

「さぁ、あなたたちは何を選ぶの?」とでも言いたそうな眼だ。


わたしはグリーンカレー、友人はカントリーカレーというまかないカレーをオーダーした。

『ばんび』のカレー

写真を撮ってないので文章だけで説明する。

グリーンカレー(850円)

定番のタイ料理だ。ごまかしは効かない。ルーとご飯が別々の皿に盛られて出てくる。
ルーの中には大きい輪切りのナスが2つ、これまた大きい鶏肉のが2つニンジン、スライス状の野菜(何かはわからない)が入っていた。

グリーンカレーはうまかった。

辛さはピリ辛で辛すぎなくてちょうどいい。

ルーはクリーミーで味がしっかりしている。ナスと鶏肉はしっかりと調理されているため大きいが柔らかく食べやすかった。

スライス状の野菜も良いアクセントになっていた。

ごはんの量は「少なめ、普通、大盛、特盛」から選ぶことができる。料金はどれでも同じだ。

私は大盛を選んだが、特盛を選んでおけばよかったと少し後悔した。


カントリーカレー(950円)

やさいたっぷりのカレーだった。
巨大な大根の切り身が入っており、おでんをほうふつとさせる。おでんカレー。

友人のを少しもらったがめちゃめちゃうまかった。こちらもクリーミーで野菜のうまみが凝縮されていた。次に来たときはこれを絶対頼むと誓った。


店主の神対応 再び

カレーを堪能した私たちはお会計を済ませた。帰り際に店長が100円の割引券をくれた。

「とてもおいしかったです。」と私は店長に思わず伝えた。言わずにはいられなかった。

店長は笑顔で「ありがとうございます!またよろしくお願いします。」と言い私と友人を笑顔で見送ってくれた。


私たちはお腹も心も満足だった。

よいランチができたと非常に良い気分だった。

わたしたちはドラムスティックを選ぶために楽器店に向かった。