だいさくです。
大阪旅行記の続きです。
前回の記事はこちら↓
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甲子園観戦は混みすぎていて次の日も諦めようと思っていました。しかし、せっかく大阪まで行って目的を達成せずには帰えることはできないと思い、再度甲子園に僕は向かいました。
もくじ
諦めきれずに甲子園へ再度向かう
前日に甲子園で高校野球を観戦しようとしましたが、人が多すぎて球場に入ることができず甲子園のチケットを買うことを諦めました。
翌朝、ツイッターで甲子園のチケット情報を確認していると「外野席であれば比較的スムーズに入れる」という情報をゲットしたので、僕は再度一人で甲子園球場を訪れました。
甲子園球場に向かう電車の中で情報収集をしていると、「今日も球場満員」や「かなり並ばないチケットは買えない」 などという情報も目にして不安になりました。
乗っていた電車が甲子園球場にそろそろ到着するという時に、「本日は甲子園球場は満席になっています」という電車のアナウンスが流れた。
「今日も見れないんかい!」という絶望的な気持ちになりながら、電車を降りとりあえずチケットの窓口に向かってみました。最悪行列に並んでその並んだ時のできごとや感想をブログに書けばいいかなと思っていました。
甲子園駅を降りて見ると、確かに人は多かったのですが、前日ほどの人の多さではありませんでした。
外野席のチケットを売っている窓口まで歩いてみると、途中で長い行列がありました。しかし、どうやらそれの行列は内野席のチケットを買うために並んでいる列で、僕が買いたいと思っていた外野席のチケットの列ではないようでした。
行列を横目に僕は窓口まで歩きました。外野席のチケット売り場が見えてきました。外野席のチケットの前にも人が並んでいたのですが、並んでいるのは5、6人でした。
僕は興奮を抑えその列の最後尾に並び自分の順番を待ちました。
5分もしないでチケットを買うことができました。再入場ができないため、念のため外野自由席のチケットを3枚購入しました
「チケット買えた」
嬉しさで震え上がりました。
この日のカード(写真右、第10日)
席が見つからない
チケットを購入できたことに喜んでいましたが、球場に入って僕は焦りました。2回戦にもかかわらず人がめちゃめちゃ多く空席が見当たらなかったのです。
しかし、よく見てみると10列シートの真ん中の方に1人分座れるくらいのスペースがあったりしました。幸い僕は一人で来ていたので一人分の席さえ確保できればOK。
僕は外野席で唯一の日陰があるレフトスタンドの上の方に空席を見つけることができました。
レフトスタンドから①
レフトスタンドから②
レフトスタンドから③
見ての通り内野外野関係なくほとんど席は埋まっています。
座っているシートはこんな感じ。長時間座っているとケツが痛みます。
席の様子
僕は第1試合と第2試合はレフトスタンドの上の方の席で観ました。
この席は外野席で唯一の日陰スポットです。 そのため直射日光避けることができて、他の外野席よりも比較的過ごしやすい環境で甲子園を観戦することができます。
デメリットは、グラウンドから距離が非常に遠いため試合の臨場感を感じにくくなってしまうところです。
第3試合は、花咲徳栄 vs 横浜という名門校同士の熱いカードでした。前の会社の先輩が花咲徳栄の野球部出身ということもあり、花咲徳栄の応援団に近いライトの前の方の席に僕は移動しました。
ライト外野席から①
ライト外野席から②
この席は、先ほどのレフトの奥の席よりもグランドに近いため、試合の臨場感をより感じながら観戦することができます。また、徳栄の統率の取れた応援とレベルの高いブラバンを楽しむことができました。
花咲徳栄の応援団。チームからの青の帽子とTシャツを着ています。
しかし、この席は直射日光をもろに受けるためとにかく暑い。空いてるシートに座ったら、シートが日光で熱せられてホットプレートみたいに熱くなっていました。この席に座る場合はタオルなどをお尻とシートの間にはさむ必要があります。タオルを水で濡らすとより快適です。
ありがたいことに、この日は途中で小雨が降ったので、暑さはある程度緩和されました。
8月14日(火)第10日甲子園の感想 (2回戦)
第1試合 常葉大菊川 3-0 日南学園
エラーの少ないしまったゲームになりました。常葉大菊川の1番ショートでキャプテンの奈良間くんの守備のうまさに驚愕しました。ボールを取ってから投げるまでのスピードが尋常じゃなく早い。
第2試合 金足農 6-3 大垣日大
エースの吉田くんが好投。 8回裏に4番、5番、6番を三者連続三振にしとめたピッチングは圧倒的でした。また最終回にも関わらず吉田くんの球速は上がり、その日の最高球速である149kmを連発していました。
第3試合 花咲徳栄 6-8 横浜
高校生とは思えないレベルの高い試合でした。 3回までは両校とも一点ずつ取り合う展開。しかし、4回に横浜のヒット、花咲徳栄のエラー&デッドボールで横浜が一気に6点を取ります。高校野球はエラーで一気に崩れることが多く、名門校の徳栄も例外ではありませんでした。
花咲徳栄も4番の野村くんと1番の橋本くんのホームランで追い上げます。8-4と4点差で花咲徳栄が9回をむかえます。
この徳栄の9回の攻撃がめちゃめちゃドラマチックでした。横浜の3番手の黒須くんは会場の雰囲気に飲まれたのか制球が定まらず、フォアボール2つとデッドボールで満塁になり、四番の野村くんに打席が回ります。野村くんはこの試合ホームランを打っており、ホームランが出れば一気に同点に追いつくことができます。
「野村の打席が満塁で回ってこい」。球場の誰もがそう思っていたところに、本当にその通りになったので球場の雰囲気が異常なことになっていました。
誰もが野村くんのホームランを期待していましたが、野村君が打った当たりはボテボテのサードゴロ。しかし、ちょうどよく勢いが死んでいたため内野安打となり引き続き1死満塁状態。すぐ隣の花咲徳栄の応援団はお祭り騒ぎ、その他の観客も大興奮でした。
その後のバッターが1塁フライアウトになるも、次のバッターがデッドボールで押し出し。スコアは6−8。
「わからない。最後までわからない」。高校野球の醍醐味がこの9回に凝縮されていました。
打席には、花咲徳栄唯一の1年生レギュラーの井上くん。名門徳栄のレギュラーだけあって簡単には打ち取られません。粘って粘って、3ボール2ストライク。
9回2死 満塁 3ボール 2ストライク
ドラマチックに次ぐドラマチック。もうどちらが勝ってもおかしくはありませんでした。
横浜の黒須くんの投げたボールに徳栄井上くんもバットを振る。ボールはキャッチャーのミットに吸い込まれました。
とんでもなく面白い試合を観ることができました。
花咲徳栄 vs 横浜スコアボード
応援団に挨拶をする花咲徳栄の選手たち
楽しさと臨場感の代償
甲子園3試合を大満足で観終わり、僕は大阪を後にしました。家に帰ると身体がヒリヒリする。鏡を見ると顔と首と腕が真っ赤に焼けていました、タンクトップ模様に。
ウルトラマンみたいになってしまいました。こんなことならタンクトップも脱いで上半身半裸で観ればよかった。。
この席に座るときは日焼け止めを塗りましょう、おおめに。
反省
今回は下調べが足りず甲子園のチケットを買えないという失態を犯してしまいました。今年から外野席が有料になったことも知らなかったし。
自分の計画性の無さのせいで逆にめんどくさいことになり嫌気がさした。今後こんなことがないように事前リサーチにもっと時間かけようと誓いました。
まとめ
夏の高校野球甲子園大会の観戦記事を書きました。めちゃめちゃ楽しかったので来年もまた行きたいと思います。