どーも、だいさくです。
久しぶりに伊坂幸太郎の本を読んでほっこりしたので感想を。
AX アックス | ||||
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もくじ
話の概要
・殺し屋の兜(かぶと)が主人公
・兜は超一流の殺し屋で業界内でも屈指の腕前。超強い。
・兜は普段はサラリーマンとして生活しており、妻と息子の3人の幸せな家庭を築いている。
・家族は兜が殺し屋だとは全く知らない。
・兜は家にいるときは常に奥さんに気を使い続ける恐妻家。
夜に家に帰れば寝ている奥さんを起こさないように物音を立てない工夫を凝らす。
奥さんの些細な言動を拡大解釈し、妻の期限をそこねないように最大限の努力をする。そんな兜に笑える。
感想
戦闘シーンや人を殺すシーンがよく出てくるのだが、シリアスさはあまりない。むしろ、戦闘シーンの描写で笑えるところさえある。
さすが伊坂幸太郎。
壮大にちりばめられた伏線を回収し、最後にすっきりするけどどこかセンチメンタルなむず痒い気持ちにさせてくれるのは相変わらず。
ただ、伊坂幸太郎の小説のオチには毎回感動させられてたんだけど、AXはオチが少し弱かった気がする。途中でオチが予想できてしまったのもちょっと残念。
それでも全体的には満足の内容。読んで笑えるし次の展開が気になってページをめくる手は止まらない。
アルファベット順になりつつ話の内容もしっかり表している各章のタイトルもレトリックが効いていて好き。
文章の小技、中技、大技がちりばめられた殺し屋コメディ小説。
笑いたい、ハートウォーミングな気持ちになりたい、そんな人におすすめ。