だいさくです。
海外ドラマを観ているとよく"What I am supposed to do?"っていう表現がよく出てきます。
ちょっとわかりにくくないですか?
僕の友達もこの表現の理解に苦しんでいる人が結構いたし、僕もいまいち理解できていませんでした。
しかしながら、ドラマとか旅行のある出来事のおかげで理解できるようになりました。
なので、今回は"be suppoed to ~"の使い方を解説したいと思います。
もくじ
suppose意味
ますは"suppose"の意味から。
(判断の根拠が比較的薄い形で)思う、思う、考える、たぶんでしょう、(…が)思う、いただけませんか、(…と)仮定する、想定する、もしならば、したら(どうだろう)
*参照:weblio
英英辞典だと以下。
to expect that something will happen or be true, and to base your plans on it
*参照:longman
「自信はないけど主観的にはこう考えてる」とか「想定している」のような感じで使います。
じゃあ、「be supposed to ~(動詞の原型)」 だとどんな意味になるのか?
直訳すると「〜すると考えられている」です。
"be supposed to ~" の使用例
"What am I supposed to do?"
海外ドラマ「Suits」のシーズン1・第4話での1シーンで使われていました。
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ニューヨークの敏腕弁護士(主人公マイケルの上司)は、クライアントであるマッカーノン社(エンジン製造会社)のCEO ロバートに新しい部下のマイケルを紹介するために挨拶をしにいきます。
その時ハービーは、マッカーノン社の工場の海外移転計画をロバートから知らされます。
ハービーは海外移転をすればエンジンの質が下がると言い、ロバートの移転計画に反対します。
そのため弁護士のくせに客のロバートを社長から解任しようと企みます。
ハービーはマッカーノン社のシニアエンジニアのドミニックを説得し、クーデターを企てます。
ハービーたちは役員会に乗り込みクーデターを決行しようとしましたが、密告によりロバートに計画が漏れており、クーデターは失敗に終わります。
ハービーたちはロバートから弁護士契約を切る旨を伝えられ、協力したドミニックもその場でクビを宣告されます。
クーデターが失敗に終わった後も、ハービーは諦めておらず、マイケルに反撃の糸口を調べるように命じます。
クビになったドミニックのことをもっと気づかうようにマイケルはハービにごちゃごいちゃ言います。
その直後にハービーがマイケルに向かって言い放ちます。
"What do you want me to do?(どうしろって?)"
??????
このシーン、 ”What am I supposed to do?” じゃなかった~。
記憶違いだったみたいです。
まぁ、でもこの場合、"What am I supposed to do?"でもOKです。
"What do you want me to do?" は、直訳すると「あなたは私に何をしてほしいの?」
"What am I supposed to do?"は、「私は何をすると思われて(期待されて)るの?」=「いったい、どうすりゃよいんだよ?」
って感じです。
あせった〜。他のシーンから"What I am supposed to do?"引っ張ってこようとしたけど、ここまで書いちゃったからこのまま使うね♡
外人の友達にごちゃごちゃ言われたら、怒りながら "What am I supposed to do!?"と言い放ちましょう。
"That's what I'm supposed to be."
僕が学生の時にオーストラリアに行った時の話です。
僕はシドニーのユースホステルに宿泊していました。
ホステルなので1部屋にベッドが複数あり、その日の宿泊者と共有で部屋を使います。
僕と同室だったのは、イタリア人のおばちゃんと190cmくらいあるアメリカンガイでした。
アメリカンガイはテキサス出身らしく、コテコテのかーボーイハットをかぶっていました。
翌日のお昼頃、僕が部屋のシャワーを浴びているといきなり警報が鳴りだしました。
ジリリリリリリリリ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何か緊急事態がホステル内で発生したようで、館内放送で外に出るように指示されます。
僕はシャワーから出てホステルの外に避難しました。
ホステルの外は宿泊者の人々で溢れかえっていました。
火事かなんかだとおもいましたが、特に煙はでていません。
15分くらいしてホステルのスタッフから説明があり、誤報だったということでした。
外にいた人たちは僕を含めホステル内に戻ります。
僕が部屋に戻りしばらくすると、同室のアメリカンガイが濡れた体を拭きながら部屋に戻ってきました。
アメリカンガイ「なんかでかい音が鳴ってたけど、ありゃなんだったんだい?」
だいさく「緊急事態で外に避難しろって指示が出たんだよ。ってか、外に避難しなかったの?」
アメリカンガイ「いや、俺はシャワーを浴びてたよ。身体を洗いたかったからな。がはははは」
アメリカンガイは避難命令を無視してシャワーを浴びていたとのこと。
「適当だな〜笑」と思いつつ、僕は彼に"You are gonna die someday(いつか死んじゃうよ笑)"と冗談まじりに言いました。
するとアメリカンガイは答えました。
”It's OK. That's what I'm suoposed to be.”
「しゃーない。それが俺の運命(期待されていたこと)だったのさ」という感じです。
すごい印象に残る出来事で、このアメリカンガイのおかげで僕は"be supposed to ~"を理解できるようになりました。
最後に
これで"be supposed to ~"の使い方は完璧ですね。
よくわかないって?
僕の記事なんてその程度のものだったんですね〜。
いったいどうすりゃいいっていうんだい!?