Tinderという出会い系アプリ(知っている人も多いとは思いますが)をやっているが、 マッチ数を恐ろしく増やすことができたので自分でも驚いている。
過去の自分と比べたら恐れおののくほどに増えている。ヤバい。
毎日2、3人はマッチするし、日によっては10人近くマッチすることもある。
僕が開発したオリジナルなマッチ数アップ方法をドヤりたい。
もくじ
Tinderとは
- 出会い系アプリの一つで表示された異性の写真をLike(右スワイプ)or Don't like(左スワイプ)して好みを分類
- Tinderに登録した人たちが上記を繰り返し行っており、お互いがlikeした場合「マッチ」となる
- マッチしたらマッチした相手とチャット(メッセージの交換)をすることが可能
- 年齢認証など不要。無料だとスワイプの制限はあるがマッチしたらチャットは可能
- 有料会員登録(300円くらい)すればスワイプし放題
要はすっごい気軽にできる出会い系アプリ。世界中に広まっているので世界のどこでもスワイプすることができます。
私のスペック
- MARCHの大学卒業
- 専門商社に就職後、退職し現在無職
- 30代
- 身長170cm未満
- 顔:中の下以下
- 似ている芸能人:内藤大介、えなりかずき
イケメン、高学歴、高収入というようなハイスペックは持ち合わせておりません。 ただ、筋トレはしているので腹筋は割れてます。
今までの私のアプローチ
「Tinder 自己紹介」とかで出てきた記事をググり、以下を参考にする。
・「自撮りの写真だと友達がいない奴に思われる」
・「第三者から撮ってもらった写真を使いましょう」
・「複数の人と遊んでいる時に撮った自然な笑顔の写真を載せたほうが良い」
・「自己紹介は趣味や好きな事を書き並べて人となりがわかる無難な内容にすべき」
プロフィール写真は、飲み会でみんなで撮った写真とか、海外旅行に行った時に撮ってもらった写真とかを載せてました。
自己紹介文は「趣味は、海外旅行、フットサル、読書〜〜〜〜で、去年はインドネシアに行ってマジ最高でした」みたいな無難な感じで書きあげました。
課題&悩み
上記のアプローチを行った結果、月のマッチは3〜5マッチ程度。
1日じゃなく1ヶ月のマッチです。
数々のネット記事を参考にし写真や自己紹介を書きましたが、僕にとっては効果の薄い施策になってしまいました。
考察
ここで僕は考えました。「なぜマッチ数が増えないのだろうか?」と
僕の結論としては「競合の中に埋もれてしまっているから」でした。
そもそもティンダーは写真勝負でイケメンが有利。
そもそもイケメンでも高学歴でも高身長でも高収入でもない僕が、なんの差別化もない状態で他の人と比較されてマッチする可能性は限りなく低いということに気づきました。
故に痛感したので、他者との差別化の必要性に。
実行したこと
上記の反省を基に以下の施策を実行しました。
施策その1:一枚目のプロフィール画像を手書き文字で書く
プロフィール画像をよくするための方法は2つ
- 写真の撮り方を超絶工夫したり写真アプリで加工する
- 整形する
ただ、僕は思いました。
「いくら小細工をしたところで会った時にバレる」
「整形ってハードル高いし金ないし。そもそも整形したくないわ。ってか整形するほど自分の顔嫌いじゃないわふざけるな」
と。
なので「顔や見た目で勝負しない」という強い意思をこの画像は表しています。
あとは人間の心理として、「絶対見て」よりも「見ちゃダメ」と言われる方が見てしまうものだと思います。
施策その2:紹介文をラップ調にする
無難な自己紹介では全く刺さらないので目立つ文章を自己紹介文に盛り込もうと考えました。
ラップが個人的に好きなので、韻を踏みまくったラップ調でインパクトを与える文章を書いてみました。
以下が実際に書いた文章。
東大と京大の灯台にくらす強大な当代の兄弟を持つ一人っ子です。
仕事は専門商社に入ったつもりが、親会社のメーカーに出向。
いろいろ海外出張とかさせてもらいマイルをたくさん溜めて海外旅行にマイルで行きました、結構。
その後なんだかもうちょっと人生を面白くしたいなんて考察し人生という航海の新たなる旅路に出港。
今のところ後悔はなく楽しく豪快に日々を校外で爽快に過ごしてまっする。
今はほぼほぼ毎日事務的にジムに行って、巨乳になるために胸襟を開きながら胸筋を鍛えてまっする。
つまりニートでっする。長蛇な文章をお読みいただきありがとうございました。
面白いと思ったらライク。つまらなかったらスーパーライクを押してください。
左へのスワイプやXボタンは絶対に押さないでください。携帯が爆発するもしくは念が発動し呪いにかかるおそれがあります。
呪いにかかった場合は除念師による除念が必要になるため、除念師を探す旅に出てください。
解説
- 東大と京大の〜 「とうだい」と「きょうだい」が交互に来るように言葉を配置しました。ただそれだけです。
- 仕事は専門商社に入ったつもりが〜 「出向」「結構」「出港」とか「豪快」「校外」「爽快」とかとにかく思いついた韻を踏むワードを盛り込みました。ただそれだけです。
- 携帯が爆発するもしくは念が発動し呪いにかかるおそれがあります。
ハンターXハンターをその時ちょうど読んでいたのでなんとなく思いつきました。ただそれだけです。
結果
最初は痛い文章を書いちまったと後悔しすぐに消そうかと考えていました。
しかし、上記変えた途端に1日で9マッチすることできました。
また紹介文が面白い、とコメントをもらうこともできました。
この後もちょこちょこ紹介文に修正を加え、月90マッチくらいするようになりました。(1日平均3マッチくらいなので)
もともとのマッチ数が月2〜5マッチだったので、マッチ数が45倍〜18倍にアップしました。(元々のマッチが少ないですがw)
学び
差別化とは「相手の判断基準を変える」ということ
もともと、僕はTinderというフィールドで顔とかステータスとか趣味が合うかなどの判断基準で他のティンダー登録者と戦っていました。
しかし、そのフィールドでは他の競合に埋もれてしまい僕は戦うことはできないということを悟りました。
写真と紹介文を変える事で元々の判断基準である「見た目」から「面白さ」という新たな判断基準を新たに創造し、そこで新たなオンリーワンポジションを新たに築くことに成功しました。
Tinderでプチイノベーションを起こしたと自負しております。
この経験を生かし、今後はイノベーターとしての活動をますます増やすしていきたい所存です。
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